このところの景気後退により、雇用悪化がしばしばニュースで取り上げられている。雇用問題は派遣労働者にとどまらず、正社員にまで影響が及び一段と深刻な状況となっている。そんな中、ある中小企業では「ワークシェアリング」を実施し、従業員を解雇することなく事業を継続しているという。

「ワークシェアリング」とは一言でいうと「従業員同士で仕事を分け合う」というもので、一人当りの労働時間の短縮あるいは互いに職務を分け合うことによって雇用を維持し、失業者の発生をおさえようという考え方のことだ。取材されていた中小企業経営者は、ワークシェアリングには従業員の家族の協力が必要だと考え、説明会を開き家族への理解を求める活動をしているという。

「ワークシェアリング」がこの雇用問題の根本的解決にはならないが、今の私たちの生活を守るには、新しい対策を打ち出しそれをすぐ実行に移せるリーダーシップと実行力が求められているのだと思う。

日々さまざまな事件が起こる中で、最近特に頻繁なのが「振り込み詐欺」などの詐欺事件である。連日のように報道がなされ、まるで犯罪が犯罪を呼んでいるようにすら思える。

ある心理学者によると、犯罪が頻発する原因には確かに連鎖反応のようなものがあるという。それは人の心理構造が外部からの刺激によって反応する仕組みになっていることに起因するという。様々なメディアからの報道などが、その人間の背中を押し同種の事件を起こさせているというのだろうか。

しかしながら我々の生活にとって報道の存在はとても大きいものでありなくてはならないものである。我々は、情報に左右されるのではなく正しく解釈し、自ら取捨選択できる力を持つことが求められている。

現代画報 人と企業

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2009年、新しい年を迎えたが世の中は一向に先の見えない状況が続いている。世界では紛争や金融危機、日本においては雇用問題が深刻さを増し経済の悪化は国民生活を直撃している。こんな時代の中でも、地域に密着し地道な努力をされ日々頑張っている会社がたくさんある。信念を持った経営者の方々の仕事への熱意には大いに感嘆し、社員の方々の努力している姿に自分も励まされるのである。

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